カニのキチンナノファイバーにミノキシジルよりも高い発毛効果が確認される
日経新聞が報じるところによると、カニ殻から生成できる繊維物質キチンナノファイバー(CNF)に、ミノキシジルよりも高い発毛効果が確認できたとのこと。ミノキシジルは血管拡張薬として開発された成分で、日本では、AGA(男性型脱毛症)治療として人気の高い、大正製薬のリアップに使用されている成分だ。
鳥取大学の伊福伸介准教授の研究グループはカニ殻から生成できる極細の繊維物質キチンナノファイバー(CNF)の関連物質に発毛を促す効果があることをマウスの実験で確認した。発毛効果が認められている成分「ミノキシジル」よりも高い効果があったという。カニ加工業が盛んな鳥取県では殻が大量に発生する。発毛剤の開発を通した資源の有効活用法として期待が高まりそうだ。
効果が確認されたのはキトサン化キチンナノファイバー
キチンナノファイバーが発見されたのは、ごく最近のことのようで、健康食品を代表に新しい実用化を模索しているようだ。キチンナノファイバーを服用すると、腸の炎症緩和や善玉菌が増加、脂肪やコレステロールを低減させるなどの効果や、肌に塗布すると、コラーゲンを増やす効果もあるとのこと。さらには、農作物に撒くと免疫機能が高められて病気にかかりににくくなるなど、様々な用途が研究されているが、高い発毛効果もその1つになるのだろうか?
ネット上のみんなの反応
ンモーまた髪の話してるーつーかとっとと実用化しろ(号泣) / “カニ由来素材に発毛効果 殻から生成、鳥取大が確認 :日本経済新聞” https://t.co/oYSUjC1UJm
/.:カニの殻に含まれるキチン由来物質に発毛効果があるとの発表 https://t.co/yAPgP6k11t キチンナノファイバー(CNF)をプラスに帯電させることで、毛根に浸透して発毛を促す作用がある可能性がある(記事より)