選挙ポスターはなんでも良い?多摩市長選挙にAIロボットが立候補してしまう。
選挙ドットコムによると、選挙ポスター使われている名前「松田みちひと」氏は実際に存在する人物で、無所属の会社員として多摩市長選挙に出馬している模様。
ポスターのキャッチコピーには、
「AIを駆使する若い市長の手で公明正大な市政を。」
しがらみのない公正な選挙を行います。
未来に向けた施策をスピードをもって実行します。
情報を蓄積しノウハウを貯め、次世代につなげて行きます。
とあり、テクノロジーを駆使した市政を打ち出しているために、AIロボットをポスターに起用したようだ。
選挙におけるポスターの活用は原則自由で制限がなく、長さ42cm x 幅30cmというポスターサイズを守っていれば、例えば、写真ではなく似顔絵だったり、被り物をしていたり、あるいはマンガのパロディでも問題ないとのこと。さらには長方形の形をしていなくてもよい。
「選挙ポスターの研究」という東大法学部による書籍も出版されており、書籍の目次を見る限りでは、選挙のポスターは、色彩心理学から配色を研究したり、全身写真が良いのか、顔のみがよいのかの選択や、手の映し方、小道具のイメージ戦略、スローガンの打ち出し方など、よりインパクトのある選挙ポスターを世に知らしめることは、選挙活動において大きなウェイトを占めていると言えそうである。
AI市長候補は、まさかのロボットの写真の起用により、狙ったのか・狙っていないのかは分からないが、SNSにより上手く拡散することには成功したが、選挙も成功することができるだろうか?なお、ツイッターアカウント(@tama_ai_mayor)もあるが、フォロワーは少ない。
みんなの反応どうでしょう
本日より多摩市長選挙スタートしました。
一時は無投票も噂されましたが、3名が立候補されました。
ちょっとポスターがインパクトあり過ぎますね^^;
政治もAIに委ねる時代という事でしょうか。手塚治虫さんの漫画でそういうのあった様な。
多摩市はいろんな意味で最先端をいってます。#4月15日投開票
なるほど、市長自らAIの開発とチューニングを行って、市の政治をデータから傾向分析して策定していくと。興味深いです。
AIそのものが市長になろうとしてるなら「お前は馬鹿か」と言うところでした。
という、AIエンジニアの感想でした。
この市長候補のポスターを見て驚いたのが元Google日本法人社長の村上憲郎さんが応援しているということ。
本気なのか!?
以前NHKで「AIに聞いてみた」という番組があったが、あのように病院を減らせば健康になると結果が出たらやるんだろうか?重病患者は出て行くので健康な人しかいなくなるだろう。
AIの方が無駄な議論しなさそうでいいと思うなぁ(笑)。国会議員半分くらい辞めさせて、余った金で凄いAI作っていろいろ決めるとかそういうのを妄想中w
AIは利害関係に縛られることなく、冷静にフラットに物事を判断して、最善手を導き出してくれる。
いま、実現していないのはその手が何故最善なのかを説明する能力。
議会で答弁できるものが登場すれば、政治はAIが適任だろう。
そのうちAIが進化してきたら、政治もAIが行なうようになるかも。議員のみならず、市長も知事も首相もAI。「首長は人間に任せないと不安、最終決定権を持つ者は、AIより人間のが信用できる」という考えは、実は単に人間達の思い込みであり、自惚れなのかも。