WiFi設置数と都道府県別の人口によるWifi充実度を示した「Wifi密度マップ」
「さようなら通信制限」をキャッチフレーズに掲げ、街中に飛びかう無料Wifiを検知し、自動的にログインしてくれるサービス「タウンWiFi」が、無料Wifiの設置数を都道府県の人口で割った、Wifi密度マップを公開している。
データによると、人口に対するWifiが多い件のTOP10は、
1位 | 沖縄県 |
2位 | 和歌山県 |
3位 | 愛媛県 |
4位 | 山梨県 |
5位 | 香川県 |
6位 | 京都府 |
7位 | 東京都 |
8位 | 秋田県 |
9位 | 滋賀県 |
10位 | 大阪府 |
一方、人口に対するWifiが少ない件のTOP10は、
47位 | 埼玉県 |
46位 | 長崎県 |
45位 | 千葉県 |
44位 | 岡山県 |
43位 | 神奈川県 |
42位 | 兵庫県 |
41位 | 茨城県 |
40位 | 青森県 |
39位 | 奈良県 |
38位 | 鹿児島県 |
東京がベスト10に入り、神奈川はワースト10に入る。という理解できない(ある意味で興味深い)結果になった。人口あたりのwifi数なので、都道府県単位の人口の多い・少ないが影響しそうなものだが、大阪・京都のような人口が多い県がベスト10に入っている一方で、秋田・滋賀・山梨・香川・愛媛という人口が少ない県もベスト10組だ。
また、埼玉・千葉・兵庫・岡山という人口が中堅よりも上位にある県はワースト組で、同じく青森や茨城などもワーストに入っているため、似たような傾向にある県がそれぞれベスト10とワースト10に入っている状況になっている。
無料wifiのアクセスポイントは、自治体の対応ではなく、進出している商業施設や駅などが提供している場合がほとんどのため、都道府県の対応というよりは、大手チェーンなどの顧客サービスに依存していると思われ、「あの店舗はwifiを提供しているから、うちも対応しよう」や「周りはwifi対応していないから、うちもしない」という競合との関連性があるのだろうか?