goo.glの終了はURLというテキストのシェアの終了を予感させる

2018年4月2日 minhan

2009年からサービスを開始していた、googleのURL短縮サービス「goo.gl」が、終了するとのこと。

Googleの短縮URLサービス「goo.gl」がまさかの終了を発表。作成済みURLは今後どう...

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1114711.html

　Googleは「goo.gl」ドメインで知られるURL短縮サービス「Google URL Shorter」を終了すると発表した。まずは第1段階として、匿名ユーザーによる利用が4月13日までに打ち切られる。

INTERNET Watch

twitterやfaebookなどのSNSやLINEなどのコミュニケーションツールにURLを入力してシェアするという文化は、もはやインターネットにとって切っても切れないことになったが、文章を簡潔に表示するために重宝していたのが、goo.glを代表としたURL短縮サービスである。多くのURL短縮サービスでは、URLを短縮することのみならず、拡散されたＵＲＬがどれくらいクリックされたか、などの統計データを表示してくれることから、素のＵＲＬをシェアするよりも有益であった。

goo.glの終了は段階的に行われ、まず、2018年4月13日に匿名ユーザーによる利用が終了され、次に既存ユーザーが2019年3月30日に終了する。2019年3月30日以降は新しい短縮ＵＲＬの作成ができなくなるが、過去に作成した短縮ＵＲＬへのアクセスは維持されるとの事。（ただし、アクセス解析機能などは使えなくなる）

URLというのは、そのコンテンツの場所を一意に指し示すものであることから、ユーザーにとって重要なことは、そのURL短縮サービスがどれだけ永続されるのか？ということだ。もちろんベストは、インターネットが存在する限り、そのURLも存続するということだろう。そのような観点において、インターネットの王者であるgoogle自体が提供する短縮サービスは、多くのユーザーにとって、まさに第一候補になるべきサービスだった。goo.glという短いクールな文字列も、URL短縮サービスとして相応しかった。まさか、そんなグーグルに裏切られようとは。

goo.glの終了は、URLというテキストベースの情報シェアの時代の終了を予感させるものだ。グーグルがgoo.glを終了する理由は、おそらく上位サービスであるFirebase Dynamic Links（FDL）へ、最終的にユーザーを導きたいからであろう。Firebase Dynamic Linksは、異なるアプリ（プラットフォーム）からのシェアをよりスムーズに実現可能にする仕組みだ。

インターネット上の情報のシェアは、これまではブラウザが主体であったものから、各アプリに移行するようになってきているが、シェア先のユーザーの端末にそのアプリがインストールされていなければ、その段階でシェアが途切れてしまう。FDLはアプリのインストールからインストール後のシェア先のページの表示まで、よりスムーズな情報シェアを提供してくれる。今後もgoogleにお世話になりそうだ。

みんなの反応どうでしょう

GIGAZINE(ギガジン)
@gigazine

GoogleのURL短縮サービス「URL Shortener」が2019年3月30日で終了https://t.co/VUCaR8u2Cf

2018年4月1日

葵新伍 [背番号20 MF]
@shingo_aoi20

短縮URLサービスは、URLが正しくない偽装されているとかが、見て判断できないので、これも時代の流れか？
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Googleの短縮URLサービス「https://t.co/yGaFOtoAU6」がまさかの終了を発表。作成済みURLは今後どうなる？【やじうまWatch】 – INTERNET Watch https://t.co/Blq852Z0Hg @internet_watchから

2018年4月1日

キク
@kiq

“同社では同等の短縮URLサービスであるBitlyやhttps://t.co/j9nXialKsPへの移行を推奨している” / “Googleの短縮URLサービス「https://t.co/Fq69T7CcHf」がまさかの終了を発表。作成済みURLは今後どうなる？【やじうまWatch】 – INT…” https://t.co/myEzGeeeSy

2018年4月1日