歩きスマホによる事故を防止するための海外の信号機が近未来的でかっこいい
英国のネットメディア「Mirror」が紹介している、歩きスマホによる事故の減少を狙った歩行者用の信号機が、まるで近未来のようだ。
この信号機は、スマートフォンを見ながら歩いている歩行者の視界が下に向いてることを利用して、車道に立ち入る前の横断歩道の手前に信号機と同じ色を投射することによって、歩行者に現在の信号機の色を認識させようというもの。設置されているのはオランダのボーデグラヴェンという小さな街の学校の近くということなので、効果を検証するために実験的に設置されているのだろう。
確かに日本は交通設備が発達した国の一つかもしれないが、海外の信号機に目を向けると、より実用的かつ近未来的な信号機が存在するようだ。日本の信号機は光の照射具合や、手前にバスやトラックなどの車高のある車が走っていると、信号機が見えなくなってしまうが、海外の掲示板REDDITに投稿されたウクライナの信号機は、信号のポールそのものも発光するため、視覚性に優れている。
なお、英語のタイトルにあるように、英語圏では歩きスマホのことを「スマートフォンゾンビ(smartphone zombies)」と呼ぶらしい。これは、首を下に向けて歩いている様がまるでゾンビのようであることが、命名されているようで、確かに、「歩きスマホ」という名称よりも「ゾンビ」という単語は入った方が、何か人間としていけないことをしている印象を与えられるので、いい命名かもしれない。