サザエさん、長寿番組特有のタイムパラドックスが生じる。「カツオ何歳だよ?」
サザエさんと言えば、日本人であれば知らない人がいないくらいの国民的人気アニメです。そんなサザエさんは、1969年10月からのテレビ放送を開始している訳ですが、長寿番組であることが仇となり、現代になって問題が発生しているようです。
twitterに投稿された画像では、カツオはいつものようにクラスメイトと会話をしています。画面下に表示されたキャプションによると、自分達が産まれる前の「万博」の話をしているようですが、なぜか、カツオの表情だけ笑顔がありません。なぜなのでしょう?
そうです。カツオは1970年の作品で、家族で大阪万博に行っていたのです。カツオのこの表情は、「あれ、俺行ってね?」ってタイムパラドックスに気づいたからなのでしょうか?
同じく長寿マンガであった「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の133巻に収録されている「こち亀26年の謎に迫る!!」の回では、自分達の年齢を聞かれた両津勘吉はこう答えます。
「漫画の世界は単純じゃない。時間の進み方がまったく違う」
「スポーツ漫画が顕著に分かる。巨人の星も1球投げるのに1週間かかっている」
「連載一年だから一年たったと単純に計算してはいかん」
「時間は作者が作るのだ」
「漫画の世界は時空をこえた時の流れがある」
「それを、漫画浦島現象と呼ぶ!」
簡単なことでした。漫画やアニメの世界では時間の流れが歪んでいるのです。そして長寿になればなるほどその時間の歪みも大きくなるのでしょう。なっとくです。
ネット上のみんなの反応
大阪万博でサザエさん時空が謎現象起こしてるって話する?
大阪万博の記念コインを見たカツオの友人(カオリちゃんか早川さん?)「私たちが生まれる前の万博ね」→1970年放送「磯野家、万博へ行く」
こち亀とかコナンとかクレしんとかドラえもんが「時代背景が変わりつつ年齢の変化がないパターン」であって
サザエさんってずっと昭和中期だから、カツオ達は万博に行っている世代の人間なんじゃないの?
サザエさんって携帯電話出てこないでしょ?